一升餅のやり方は?背負い方、包み方をご紹介!

一升餅のやり方は?背負い方、包み方をご紹介!

1歳のお祝いで昔から行われる「一升餅」。
一升餅の入れ物の種類や風呂敷の包み方、背負い方は?地域別の祝い方の違いは?当日安心して行うためのポイントをご紹介いたします。

一升餅を背負わせる・何に包む?

一升餅を背負わせるのは、全国的に行われている最も一般的な方法です。

風呂敷

昔ながらのやり方をするならやっぱり風呂敷!
一升餅の丸いシルエットが出てかわいいです。

風呂敷の色や柄に決まりはありませんが、選ぶ際は弔事に使う色柄を避けると無難でしょう。
風呂敷が無い場合はタオルやおくるみで代用する場合もあるようです。

【風呂敷での包み方】
1.風呂敷の中央に一升餅を裏返して置きます。
2.風呂敷の下の角でお餅をくるみます。
3.風呂敷の上の角でくるみます。
4.お餅の位置を調整しながら飴玉をくるむ様に両端を束ねます。
5.両端を二回ねじる、もしくは結んで完了です。

背負わせる

後ろからたすき掛けのように斜めにかけます。風呂敷の両端を体の前で真結びしましょう。
【ポイント!】
大人の方がお餅を支えながら背負わせましょう。首元が圧迫されないよう気を付けて背負わせて下さい。

ベビーリュック・ナップサック

最近では風呂敷の代わりにベビーリュックやナップサックを使うのも人気です。
一升餅が終わった後に日常遣いできるのが嬉しいポイントですね。
名前や誕生日を刺繍で入れたり、お子様の好きなモチーフが入ったものを選ぶとより一層思い出深いものになりますよ。
また、肩ひも(ベルト)の幅が広いタイプを選びましょう。
幅が狭いタイプやひもだと、赤ちゃんの肩に食い込んで痛い思いをしてしまうかもしれません。

カット無しの一升餅を使う場合、リュックやナップサックのサイズに気を付けて購入しましょう。
一升餅の平均的なサイズは、直径約20~3cm・高さ約6~8cm。
気に入った入れ物を買ったのに入らない…なんてことにならないよう事前に確認することをおすすめします。

地域別のお祝い方法

北海道・東北・関東

一升餅を風呂敷などに入れて背負わせます。
早く歩きだす…「早く家を出る」という言い伝えから、親元を離れて欲しくないと願う親御さんの願いを込めてわざと転ばせる地域もあるようです。

甲信越

一升餅を風呂敷等に入れて背負わせ、立たせたり、歩かせたりします。
長野県では一升餅の他に、彌(み)という米作りで使う道具にお子様を乗せて揺らすお祝いを行ところもあるようです。

北陸

一升餅を風呂敷などに入れて背負わせます。
地域によっては、お子様のお尻にお餅を当てるところもあるようです。

東海地方

一升餅を風呂敷等に入れて背負わせ、立たせたり、歩かせたりします。
また、地域によっては、お餅を踏ませたり、お餅の上に立たせたり座らせたりするところもあるようです。

近畿地方

一升餅を風呂敷などに入れて背負わせます。
お餅を踏ませたりする地域もあるようですが、近畿地方では元々、一升餅の風習がある地域は少なかったようです。

中国地方

一升餅を風呂敷等に入れて背負わせて、歩かせ、そのまま選び取りを行う地域が多いようです。

四国地方

一升餅を風呂敷などに入れて背負わせます。

九州地方

お子様に草鞋(わらじ)を履かせて、お餅を踏ませたり、お餅の上に立たせたり、また背負わせて歩かせたりもします。
その後、選び取りを行う地域も多いようです。

沖縄

沖縄では一升餅の風習は無いようですが、満1歳の誕生日を迎えると「タンカーユーエー」というお祝いの儀式を行います。
お金やそろばん、本などをお子様の離れたところに置いて1つ選んでもらう、いわゆる「選び取り」です。

まとめ

一升餅を背負わせたら、あとは様子を見守りましょう。
立ったら「身を立てられる」座り込んだら「家を継ぐ」転んだら「厄を落とした」などといわれています。
最近では、一升のお餅を小分けで用意し、そのうちの幾つかを背負わせてお子さんに立ってもらう方も多く見受けられます。
お餅をいくつ背負えてもおめでたい事ですので、良い意味に捉えてお子さんの一歳の成長を喜びあう記念になるといいですね。

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